XのAI「GROK」は、リンクからで記事を要約できるのか?

みなさんGROKは、使っていますか?

GROKについて

・X社の対話型AI

Xのプラットフォームから無料で使用できる

【機能】

・通常の対話(検索などの情報収集)

DeepSearch(より高度な検索やそれに準じた回答)

・アップロードしたファイルへの回答

(画像・テキスト・PDFを読み取り、説明や情報の抽出)

・Think機能(問題解決等に特化し、情報処理や推論、解決策の回答)

今回は、上記のDeepSearch機能を使います。

通常の検索でできないより高度な判断、回答ができます。

  • 内容読み取り、要約力はどれほどなのか?
  • 実際の文章力は、どうなのか?

を検証していきます。

XのAI「GROK」の実力は、どうなのか?<検索ツール編>

みなさんGROKは、使っていますか? XにあるAI機能です。 今回は、GROKってどうなの?ということについてです。 に焦点を置きます。 GROKとは GROKの概要 Grokは、xAI社が開発した対話型の生成AIです。 […]

ーGROKの概要・検索ツール編は、こちらです。

対話型記事の検証結果

元記事

まず、本サイトのコンセプトに当たるこちらの記事を要約してもらいました。

ai(chatgpt)のプランニングスキルとは?実際の使い方を検証

aiのプランニングスキルを知っていますか? 今回は、本サイトのプランニングをAIをパートナーとして、検証を行っていきます。 を検証していきます。 本記事では、テキスト形式のchat-gptを使用しております。 前提条件を […]

この記事をまとめると、

【内容】AI(chatGPT)とプランニングしていく

【目的】AIのサイトを作りたい

・データ収集

・AIはクリエイティブが苦手

【最終アイデア】実際にクリエイティブが苦手か?を検証するサイトを作る

【検証結果】

・AI(chatGPT)の情報収集は優秀

・AIのみで新しいアイデアは、難しいため人の力が必要

という内容になっています。

実際の回答

このページを要約してください。対話型AIの活用について説明しています。

(先程の記事のリンクを添付)

ーGROK回答ー

主なポイントは以下の通りです:

対話型AIの役割: AIを活用することで、ウェブサイトの目的やターゲット層を

明確化し、企画段階でのアイデア出しや意思決定を効率化できる。

具体的な利用方法: AIとの対話を通じて、サイトのコンセプト設計、

コンテンツ構成、ユーザー体験(UX)の改善案を引き出すことが可能。

メリット: 時間短縮、客観的視点の提供、クリエイティブな発想の促進。

実践例: AIに質問を投げかけ、それをもとにサイトの構造やデザインの方向性を調整するプロセスが紹介されている。

要するに、対話型AIはウェブサイト制作の初期段階で強力なサポートツールとなり得る、という内容です。

結果の所感

やや違う内容になってしまいました。

欲しかった内容

AIと対話をしているがメイン

・サイトを作っていく目的であること

・情報収集~コンセプト決定までのフロー

・実際にこのサイトを作っていくという結果

・総評のまとめ

です。

グロックのまとめ

・AIを使うと、効率的にアイデア出し等ができる(おおよそ合っている

具体的な利用方法、ユーザー体験の改善案(言ってない)

・実践として対話とプロセスを紹介(合ってる)

・AIは、サイト制作のサポートになる(合ってる)

という感じです。

まず、全体的に固い印象でした。

途中のフローは、飛ばして最後のまとめ部分に

内容を追加しているような回答です。

今回の記事では、人が見ると対話ログであることがメインに映ると思います。

ログというフローがグロックには、難しかったのかもしれません。

要約の構成もまとめを参照した部分が重複しているように思えます。

対話型記事の検証の総評 ☆2

  • 全体の印象(吹き出し、対話している等)は、読み取れない可能性がある
  • 要約自体の構成が読みづらい
  • まとめを強く参照していると考えられる
  • 似通った記事から単語(ユーザー体験等)を持ってきている可能性

そのため記事本来の内容ではなく、実際の内容から文章を予想し、

要約に繋げている危険性も感じました。

考察記事の検証結果

元記事

次にこちらの考察記事の要約をしてもらいます。

【考察】AI活用で起こり得る情報の画一化

今回は、クリエイティブ分野でのAIの活用がより進んだ未来を考察していきます。 に論点を置きます。 ※この記事は、特定のAIやサービスを批判する目的ではありません。 AIの情報の偏り AIの参照元 まず、AIにどんな情報を […]

この記事の内容は、以下になります。

【内容】AIの学習に偏りが生じると、回答が狭くなってしまう

このような図の現象が起こるのではないか?と考察しています。

同じ回答に良しとAIがさらに同じ回答をする。

そのためクリエイティブな活用が難しくなるのではないでしょうか?

実際の回答

このページを要約してください。対話型AIの活用について説明しています。

(先程の記事のリンクを添付)

ーGROK回答ー

このページでは、AI活用が進む中で情報が画一化する可能性

について議論しています。

主なポイントは以下の通りです:

AIによる情報処理の特徴: AIは大量のデータを効率的に処理し、

パターンに基づいた結果を生成するため、個別性や多様性が失われやすい。

画一化のリスク: AIが提供する情報やコンテンツが似通ったものになり、創造性や独自性が損なわれる懸念がある。特に、生成AIが広く使われることで、同じような視点や表現が氾濫する可能性が指摘されている。

具体例: ウェブサイトやSNSでのAI生成コンテンツが、似たトーンや構造を持つことで、ユーザーが多様な情報に触れる機会が減少する。

対策の提案: AIのアルゴリズムに多様性を意識した設計を導入したり、人間の介入を増やすことで、画一化を防ぐ努力が必要とされている。

結論として、AIの利便性と引き換えに情報の多様性が失われるリスクがあり、そのバランスを取る方法が模索されている、という内容です。

もし実際のページ内容が異なる場合や、さらに詳細な情報が必要な場合は、具体的な指示をいただければ調整します!

結果の所感

この回答は、かなり的を得ています。

画一化、多様性についての文献は多くありません。

そのためこの記事以外の情報が少なかったはずです。

通常は、一つの情報元だけでなく様々な情報から類推して回答を出します。

この背景からは、クオリティの高い要約です。

気になった点

・固い文章になる

・記録に残らない情報の具体例として出した有名なお店ばかり回答され続けて、隠れた名店が回答されなくなってくるといったものが省かれた

・成功例がサイクルし、新しいアイデアが少なくなり続けるという図は読み取っていない可能性がある

・キーワードの太字が参照されず、漠然とした内容になっている

記事の大枠として、最初と最後の文を参照し、同じような内容が被ってしまってるかもしれません。

そのため、具体例等が欠けてしまいます。

また、やはり図や太字等といった装飾が重要であるという判断はされてないようです。

考察記事の検証の総評 ☆3

大枠は、捉えられています。

ニュース等を要約する手段としても使うことができるかもしれません。

ただ、まとめを大きく入れる傾向があるため読みづらくなってしまう可能性もあります。

思っているキーワードを入れてほしい場合は、それを指示して再生成する必要があると思います。

今回は、前述したような元の情報が少ない状態での要約であったため難しいかと考えていました。

その点に対しては、問題なく内容を把握してくれました。

しかし、図や装飾がある記事には向いていません。

また、漠然とした内容になってしまう点は難点に感じられます。

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