画像生成AI(Adobe Firefly)とフリー素材どちらが便利?実際に試してみた!【デザイン初心者OK】

画像生成AIと画像生成AI(Adobe Firefly)とフリー素材どちらが便利なのか?を検証しました。

  • 画像生成AIとフリー素材の特徴
  • それぞれでバレンタインPOPを作ってみる
  • メリット、デメリット

これらをテーマに紹介します。

はじめに:なぜ今、画像生成AIとフリー素材を比較するのか

デジタルコンテンツを作成する際、魅力的な画像は欠かせません。

これまでフリー素材サイトが主流でしたが、最近ではAdobe Fireflyのような画像生成AIが急速に普及しています。

「結局どちらを使えばいいの?」そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

今回は、実際にバレンタインイベントの広告画像を作成しながら、両者の使い勝手を徹底比較してみました。

Adobe Fireflyとフリー素材、それぞれの特徴

Adobe Fireflyとは?基本的な使い方

Adobe Fireflyは、Adobeが提供する画像生成AIツールです。

テキストで指示を入力するだけで、AIが自動的に画像を生成してくれます。

基本的な使い方は以下の通りです。

  1. Adobe Fireflyにアクセスしてログイン
  2. 「テキストから画像生成」を選択
  3. 作りたい画像の内容を日本語で入力
  4. スタイルや縦横比を調整
  5. 生成ボタンをクリックして画像を作成

商用利用も可能で、Adobeのクリエイティブプランに含まれているため、既にAdobeユーザーなら追加費用なしで使えるのも魅力です。

フリー素材サイトの種類と特徴

一方、フリー素材サイトは既に撮影・作成された画像を検索して利用するサービスです。

代表的なサイトには次のようなものがあります。

  • 写真AC:を無料でダウンロードできる素材サイト。人物・風景・ビジネスなど幅広い写真を提供。商用利用可能。
  • イラストAC:イラスト素材が無料で使えるサイト。かわいい系からビジネス系まで、幅広いタッチのイラストが揃う。商用利用可能。
  • Unsplash: 高品質な写真が豊富で、商用利用も可能
  • Pixabay: 写真だけでなくイラストや動画も充実
  • いらすとや: 日本独自の親しみやすいイラスト素材
  • PAKUTASO: 日本人モデルの写真が多く、日本向けコンテンツに最適

これらのサイトは無料で利用でき、検索するだけですぐにダウンロードできる手軽さが特徴です。

実際に試してみた!バレンタインPOPの作成

それでは実際に、バレンタインPOPを両方の方法で作成してみましょう。

Adobe Fireflyで作成してみた

背景画像の生成

使用したプロンプト: 「バレンタインのシンプルな背景 写真風 文字を入れるため上部に余白を作って チョコレートの写真を入れて」

作成プロセス:

  • プロンプト入力: 約3分
  • 画像生成: 約1分
  • 微調整(色味やスタイル変更): 約2分
  • 合計所要時間: 約6分

テキスト画像の生成

使用したプロンプト: 「バレンタインの文字画像 おしゃれな雰囲気 背景無し」


「バレンタインの文字画像 おしゃれな雰囲気 背景無し」

結果: AIが生成した画像は、イメージ通りの暖かみのある雰囲気で、チョコレートがバレンタインの雰囲気を捉えています。

また、余白をしっかりと作ることができました。

しかし、何度か生成し直して理想に近いものを選ぶ必要がありました。

生成される画像は毎回異なるため、完璧なものが一発で出るとは限りません。

フリー素材で作成してみた(写真ACとイラストAC)

写真ACで検索した背景画像

検索したキーワード: 「バレンタイン 背景」「バレンタイン 背景 おしゃれ」

イラストACで検索した画像

検索したキーワード: 「バレンタイン 文字」「バレンタイン 文字 背景なし」

作成プロセス:

  • 理想的な画像の選定: 約15分
  • ダウンロード: 約1分
  • 合計所要時間: 約16分

結果: 高品質な写真は多数見つかりましたが、完全にイメージ通りのものは見つかりませんでした。

チョコレートの写真は美しいものの、余白がない、子供っぽさが強い等、妥協が必要でした。

また、他でも同じ素材を使っている可能性があり、オリジナリティの点で不安が残ります。

比較してわかったこと

今回の検証で、Adobe Fireflyは作業時間が短く、より具体的なイメージを形にできることがわかりました。

一方、フリー素材は実写の質感やリアリティでは優れていますが、ピンポイントで求める画像を見つけるのに時間がかかりました。

メリット・デメリット徹底比較

Adobe Fireflyのメリット・デメリット

メリット:

  • 自分のイメージ通りの画像を作れる
  • オリジナリティが高く、他と被らない
  • 作成時間が比較的短い
  • 色味やスタイルの調整が容易
  • 商用利用の権利が明確

デメリット:

  • 一発で理想の画像が出るとは限らない
  • 細かいディテールのコントロールが難しい
  • 実写のリアリティには劣る場合がある
  • プロンプトの書き方にコツが必要
  • 月間生成枚数に制限がある(プランによる)

フリー素材のメリット・デメリット

メリット:

  • すぐにダウンロードして使える
  • 実写の質感とリアリティが高い
  • プロが撮影した高品質な画像が豊富
  • 予想外の素晴らしい画像に出会えることも
  • 完全無料で利用できるサイトが多い

デメリット:

  • 理想の画像を探すのに時間がかかる
  • 他のユーザーと素材が被る可能性
  • 細かいニーズに合う素材が見つからないことも
  • サイトによって利用規約が異なる
  • クレジット表記が必要な場合がある

こんな人にはこっちがおすすめ!

Adobe Fireflyが向いている人

  • オリジナリティを重視したい人
  • 具体的なイメージが決まっている人
  • 既にAdobe製品を使っている人
  • 素早く複数のバリエーションを試したい人
  • ブランドイメージを統一したい企業

例えば、「既存のフリー素材では表現できない独自の世界観を作りたい」「ブランドカラーに合わせた画像が必要」といった場合には、Adobe Fireflyが最適です。

フリー素材が向いている人

  • 実写のリアリティが必要な人
  • すぐに使える画像が欲しい人
  • コストを抑えたい人
  • プロの写真家による高品質な画像を使いたい人
  • AIツールに不慣れな人

特に「人物の表情や風景の美しさが重要」「今すぐダウンロードして使いたい」という場合には、フリー素材サイトの方が効率的でしょう。

Adobe Fireflyは、Adobeが提供する生成AIサービスで、無料プランから本格的な業務利用向けプランまで幅広い料金体系が用意されています。
最大の特徴は、「生成クレジット制」を採用している点で、画像生成や動画生成などのAI機能を使うたびにクレジットを消費する仕組みです。

Fireflyは単体プランのほか、PhotoshopやIllustratorなどが使える Creative Cloudプランに含まれる形でも利用できます。

※料金・クレジット数は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。


Adobe Fireflyの料金プラン

Adobe Fireflyの料金プラン比較表

プラン名月額料金(目安)生成クレジット/月主な特徴おすすめ用途
無料プラン無料少量基本的な画像生成が可能お試し利用・初心者
Firefly Standard約9.99ドル約2,000画像・ベクター生成、標準機能SNS・ブログ用画像制作
Firefly Pro約29.99ドル約7,000高頻度生成、優先処理クリエイター・副業
Firefly Premium約199.99ドル約50,000大量生成、業務利用向け法人・制作現場
Creative Cloud Pro約69.99ドル約4,000Firefly+Adobe全アプリデザイナー・制作会社

生成クレジットの考え方

Adobe Fireflyでは、以下のようにクレジットが消費されます。

  • 画像生成:比較的少ないクレジット消費
  • ベクター生成・生成塗りつぶし:中程度
  • 動画生成・音声生成:クレジット消費が多い

そのため、画像生成のみが目的の場合は低価格プランでも十分ですが、動画や大量生成を行う場合は上位プランが適しています。


どの料金プランを選ぶべきか

  • まず試したい場合:無料プラン
  • SNS運用・ブログ記事用画像:Firefly Standard
  • 定期的に多くの画像を生成する場合:Firefly Pro
  • 業務・商用で大量生成する場合:Firefly Premium
  • Adobeツールを日常的に使う場合:Creative Cloudプラン

FireflyはAdobe製品との連携が非常に強いため、PhotoshopやIllustratorを使っている人ほどコストパフォーマンスが高いのも特徴です。


まとめ:結局どちらを選ぶべき?

Adobe Fireflyとフリー素材、どちらが便利かは用途によって異なります。

Adobe Fireflyは「作る」ツールとして、自分のイメージを形にしたいときに威力を発揮します。

バレンタインイベントの検証でも、具体的なビジョンがある場合は短時間で理想に近い画像を生成できました。

フリー素材は「探す」ツールとして、高品質な実写画像が必要なときや、時間をかけて最適な素材を見つけたいときに適しています。

私のおすすめは、両方を使い分けることです。まずフリー素材で探してみて、理想のものが見つからなければAdobe Fireflyで生成する。

この組み合わせが最も効率的で、クオリティの高いコンテンツ作りにつながります。

あなたの制作スタイルや目的に合わせて、ぜひ両方を試してみてください。

新しい画像制作の可能性が広がるはずです。