X社のAI「GROK」の「Think機能」でプランニングをする。ーご当地キャラ施策①ー
今回は、X社のAI「GROK」の「Think」機能を使ってプランを練っていきます。
架空の市のご当地キャラを作ることがテーマです。
- 「Think」機能の実力は?
- 実際にプランニングとしてのアイデアの力は?
- 対話をテーマに進められるのか?
に着目していきます。
GROKのについての概要は、こちらです。

GROKについて
・X社の対話型AI
・Xのプラットフォームから無料で使用できる
【機能】
・通常の対話(検索などの情報収集)
・DeepSearch(より高度な検索やそれに準じた回答)
・アップロードしたファイルへの回答
(画像・テキスト・PDFを読み取り、説明や情報の抽出)
・Think機能(問題解決等に特化し、情報処理や推論、解決策の回答)
前提の情報とデータ収集

私たちは、広告代理店のプランナーです。
今回X市のご当地キャラを作る依頼を受けました。
X市は、人口3000人程で自然が豊かな市です。
農業が盛んで特にみかんが特産品となっています。
旅館等は、少ないですが、民泊はありゆったりとした時間を過ごすことができます。
段階的にプランニングを進めていきましょう。
まずは、データ収集から。果物を使ったご当地キャラで人気なものを教えて下さい。
ーGROK回答ー
こんにちは。
X市のご当地キャラ制作の依頼を受け、まずはデータ収集として、果物を使った人気なご当地キャラについてお答えします。
X市はみかんが特産品とのことなので、特に果物をモチーフにしたキャラクターに焦点を当てて調べました。
以下に、代表的な例をいくつかご紹介します。
1. みかん坊や(愛媛県)

引用:サンエックス
- 特徴: 愛媛県のゆるキャラで、みかんをモチーフにしています。
- 背景: 愛媛県は日本一のみかん生産地として知られており、「みかん坊や」はその特産品をPRするために作られました。
- 魅力: みかんの形や色を取り入れたシンプルで親しみやすいデザインが特徴です。
2. りんごちゃん(青森県)

引用:LINEストア
- 特徴: 青森県のゆるキャラで、リンゴをモチーフにしています。
- 背景: 青森県はリンゴの生産量が日本一で、「りんごちゃん」は地元のリンゴをアピールする役割を担っています。
- 魅力: リンゴの赤い色と丸い形を生かした可愛らしい見た目で、地域の特産品を効果的に発信しています。
3. ぶーどくん(山梨県)

引用:生活ガイド
- 特徴: 山梨県のゆるキャラで、ぶどうをモチーフにしています。
- 背景: 山梨県はぶどうの生産量が日本一で、「ぶーどくん」はその魅力を伝えるために誕生しました。
- 魅力: ぶどうの紫色や粒のイメージを取り入れたデザインで、視覚的に特産品を印象付けます。
共通点と学び
これらのご当地キャラに共通するのは、
地域の特産品である果物をモチーフにしていること、
そして地元の魅力を発信する役割を果たしていることです。
デザインはシンプルで親しみやすく、
果物の色や形を効果的に取り入れることで、
地域のアイデンティティを視覚的に表現しています。
X市への応用
X市はみかんが特産品であり、自然が豊かで農業が盛んな地域です。また、民泊があり、ゆったりとした時間を過ごせる場所という特徴もあります。これらの人気キャラを参考に、X市のご当地キャラを考える際には、以下のようなポイントが重要だと考えられます:
- みかんをモチーフにする: X市の特産品であるみかんをデザインに取り入れ、地域性を強調。
- 自然や農業を反映: 自然豊かな環境や農業のイメージをキャラに込める。
- ゆったり感を表現: 民泊でのんびり過ごせる雰囲気をデザインやコンセプトに反映。
- 親しみやすさ: 人口3000人程度の小規模な市なので、地元の人々に愛されるキャラクターを目指す。
以上が、果物を使った人気なご当地キャラのデータ収集結果です。次に、X市の特徴を踏まえた具体的なキャラクタープランを考えるステップに進む際の参考になれば幸いです。何か追加の質問や方向性があれば、ぜひお聞かせください!
筆者のポイント
段階的といったのですが、提案まで回答されてしまいました。
文書も長く、対話というイメージではなさそうです。
また、画像は私が持ってきたものでリンクなどはありませんでした。
情報収集や提案のポイントは役に立ちました。
キャラの大枠

みかん坊やは、かなりみかんを直接モチーフとしていますね。
このキャラとの違いを大事にしたいです。
X市のキャラでもみかんは、取り入れる方向で考えましょう。
しかし、民泊のゆったり感や自然も捨てがたいです。
果物ではなく、宿や自然をモチーフにしたご当地キャラを探したいです。
ーGROK回答ー
X市のキャラデザインにおけるポイント
ご指摘の通り、「みかん坊や」はみかんを非常に直接的に
モチーフにしたキャラクターですね。
X市のキャラでもみかんを取り入れたいとのことですが、
「みかん坊や」との違いを出すために、
みかんをメインに据えるのではなく、サブ要素として活用しつつ、
民泊のゆったり感や自然を強調する方向性を模索しましょう。
ユーザーの要望として、果物ではなく宿や
自然をモチーフにしたご当地キャラの事例を探したいとのことなので、
その視点で考えを進めます。
宿や自然をモチーフにしたご当地キャラの事例探索
まず、他の地域で宿や自然をモチーフにした
ご当地キャラの事例を探してみました。
しかし、具体的な例を見つけるのは難しかったです。
例えば:
- 北海道北斗市の「ずーしーほっきー」: 特産品のホッキ貝と米をモチーフにしていますが、宿や自然そのものを直接表現したものではありません。
- 全国のご当地キャラ一覧や地域別サイト: 多くのキャラクターが紹介されていますが、宿や自然を具体的なモチーフとした事例は見つかりませんでした。多くは特産品や歴史的要素に基づいています。
このように、宿や自然を直接モチーフにした
既存のキャラクターは少ないようです。
しかし、ご当地キャラが地域の魅力を伝えるために
特産品や自然環境を間接的に反映しているケースは多く、
それがヒントになります。
X市のキャラへの提案
X市のキャラでは、みかんを完全に排除するのではなく、
「みかん坊や」と差別化しつつ、宿や自然を前面に出したデザインを
考えるのが良いでしょう。
以下に具体的なアイデアを提案します:
1. 自然をテーマにしたデザイン
- コンセプト: X市の豊かな自然環境(例えば森や川)をキャラクターの基調に。
- 例: 木や葉っぱをモチーフにしたキャラが、みかんの帽子をかぶっているデザイン。みかんはあくまでアクセントとして控えめに。
- ゆったり感の表現: ハンモックに寝そべる姿や、自然の中でリラックスする表情で民泊の雰囲気をプラス。
2. 民泊をテーマにしたデザイン
- コンセプト: 民泊の宿そのものを擬人化。
- 例: 伝統的な家屋やコテージの形をしたキャラが、みかんの入ったバスケットを持っている姿。みかんは地域性を示す小道具として活用。
- ゆったり感の表現: 暖かい照明や畳の上でくつろぐイメージをデザインに取り入れる。
3. ハイブリッド型
- コンセプト: 自然と宿の要素を融合。
- 例: 木の幹からできたキャラが、民泊の看板を持ち、みかんの花や実を髪飾りとしてつける。自然と宿泊施設の両方を象徴しつつ、みかんはさりげなく配置。
これらの案では、みかんを果物としてではなく、
地域のシンボルとして間接的に取り入れることで、
「みかん坊や」との差別化を図ります。
キャラクター制作のポイント
- ストーリー性: キャラに名前や背景ストーリーを与え、民泊での癒しや自然との共生を強調。例えば「X市の森に住む宿守り妖精」など。
- 地域の声の反映: X市の住民や関係者と協力し、彼らが愛着を持てるデザインを採用。ワークショップや意見交換が有効です。
- PR戦略: SNSや地域イベントでキャラを披露し、観光客や住民に親しんでもらう。民泊体験と連動したキャンペーンも効果的です。
結論
X市のキャラは、みかんをサブ要素としつつ、宿
や自然をメインに据えたデザインで、
「みかん坊や」との違いを際立たせましょう。
宿や自然を直接モチーフにした事例は少ないものの、
地域の魅力を間接的に表現するゆるキャラの成功例を参考に、
X市ならではのゆったり感と自然を強調したキャラクターを目指してください。
地域活性化に向けて、住民と共に作り上げるプロセスも大切にしましょう。
この回答で、ユーザーのニーズに応えつつ、思考トレースから
得た知見を活かした提案を提供できたかと思います。
何か追加の質問があればお気軽にどうぞ!
筆者のポイント
今回は、宿を入れる方向性に指示してみました。
やはり宿などがモチーフにしているキャラの具体例は
見つけられなかったとのことです。
ここでの転換は、かなりポイントになると思います。
クライアント(X市)は、みかんがモチーフを求めているかもしれませんが、
アイデアの幅として、既存のものではないものものを見つける一助となりました。
案外「データを見つけられなかった」という情報は、役に立つかもしれません。
アイデアの深堀

みかんをメインとしてサブで畳を入れてみたいですね。
キャラとしては、どうしましょうか?
ーGROK回答ー
了解しました。
X市のキャラとして、みかんをメインに据えつつ、
サブ要素として畳を取り入れる方向で進めましょう。
「みかん坊や」との差別化を図りつつ、
民泊のゆったり感や自然豊かな雰囲気を
反映したキャラクターをデザインするアイデアを考えます。
以下に具体的な提案をまとめます。
キャラクターデザインの提案
コンセプト
- メイン: みかん(X市の特産品として地域性を強調)
- サブ: 畳(民泊のゆったり感や日本の伝統的な癒しを表現)
- 全体の方向性: 自然豊かなX市のイメージと、民泊で過ごす穏やかな時間を融合させ、親しみやすいゆるキャラに。
キャラの具体案
1. 「みかん畳ちゃん」(仮称)
- 外見:
- 頭はみかんの形(オレンジ色で丸く、葉っぱ付き)。
- 体は畳をイメージした緑がかった長方形のデザインで、畳の縁(ヘリ)模様をアクセントに。
- 特徴:
- みかんの皮を剥いたような笑顔で、優しい表情。
- 畳の体に寝そべるポーズで、ゆったり感を強調。
- ストーリー:
- X市の民泊に住むみかんの妖精で、畳の上でくつろぐのが大好き。訪れる人にみかんと癒しを届ける。
- 差別化ポイント: みかんをメインにしつつ、畳の要素で「みかん坊や」とは異なる民泊らしい個性を出す。
2. 「みかんたたみん」(仮称)
- 外見:
- みかんの擬人化(顔と手足があり、頭に小さなみかんが乗っている)。
- 畳でできた服やマントを着ていて、動きやすさと和風感を両立。
- 特徴:
- 手にみかんのバスケットを持ち、畳の上でお茶を飲む仕草。
- 畳のマントが風に揺れるデザインで、自然とのつながりを表現。
- ストーリー:
- X市の自然の中で育ったみかんの精霊で、民泊の畳の部屋を守る存在。観光客にX市のみかんを振る舞う。
- 差別化ポイント: 畳を衣装として取り入れ、みかんの可愛らしさに和の落ち着きをプラス。
3. 「みかん畳丸」(仮称)
- 外見:
- 丸いみかんの体に、畳の模様が描かれた帯を巻いている。
- 頭に小さなみかんの花を飾り、自然豊かなイメージを追加。
- 特徴:
- 畳の帯に座ったり、丸まって寝たりする姿で、のんびりした雰囲気を演出。
- シンプルで覚えやすいシルエット。
- ストーリー:
- X市の畑で生まれたみかんのキャラクターで、民泊の畳の部屋で昼寝するのが日課。
- 差別化ポイント: みかんの丸さと畳の直線的な模様を組み合わせ、視覚的にユニークな印象に。
デザインのポイント
- みかんの活用:
- 「みかん坊や」がみかんそのものを直接的に表現しているのに対し、X市のキャラではみかんをキャラクターの一部(頭や小道具)に限定し、全体の印象を和風や自然寄りにシフト。
- 畳の表現:
- 畳は体の一部、服、帯などとして取り入れ、民泊の和室を連想させる。色は畳らしい緑やベージュを基調に。
- ゆったり感:
- 寝そべる、座る、お茶を飲むなどのポーズで、X市の民泊で過ごすリラックスした時間をアピール。
- 自然の要素:
- みかんの葉や花をさりげなく加え、X市の自然豊かな環境を補強。
次ステップへの提案
- 名前決め: 上記の仮称から、X市の住民や関係者に意見を聞いて決定。地元感を出すために「X」を名前に含めるのも良いかも(例: 「Xみかん畳ちゃん」)。
- ビジュアル化: ラフスケッチを作成し、みかんと畳のバランスを調整。色味や表情で親しみやすさを強化。
- PR展開: キャラを使った民泊キャンペーン(例: 「みかん畳ちゃんと泊まろう!」)や、みかん収穫イベントでの登場を企画。
結論
「みかんをメインに、サブで畳」というコンセプトでは、
「みかん畳ちゃん」「みかんたたみん」「みかん畳丸」のような
キャラクターが候補になります。
みかんで地域性を出しつつ、畳で民泊のゆったり感を加えることで、
「みかん坊や」とは異なる独自性を発揮できます。
具体的なデザインやストーリーを詰めるために、どの案を進めるか、または
別のアイデアを追加するかお聞かせいただければ、
さらに深掘りします。いかがでしょうか?
筆者のポイント
畳の要素を言ってみました。
すると、キャラの具体案を3つくれました。
外れた案で無いのは、素晴らしいところです。
ここで感じたのは、私もGROKも民泊や古民家のイメージが難しいところですね。
民泊は特にインバウンド向けのホテルのようなものも多いですし、
そこに深堀はできていません。
また、GROKもそこについて膨らませる回答は、やや薄いです。
最終アイデア

調べた所、畳をモチーフにしたキャラの事例はほとんどありません。
デザインは、頭がみかんで、お腹の部分に畳のある古民家のテーブルに
みかんが添えてあるようなデザインはどうでしょうか?
名前は、「たたみかんちゃん」です。
ー回答ー
「たたみかんちゃん」という名前と、頭がみかんでお腹の部分に
畳のある古民家のテーブルにみかんが添えてあるデザインの提案、
素晴らしいですね!
畳をモチーフにしたキャラがほとんどないという点も、
X市のキャラとして独自性を発揮する絶好のチャンスです。
以下に、このアイデアを基にした具体的なキャラクター像を整理し、
さらに発展させる提案をします。
キャラクターデザイン: 「たたみかんちゃん」
基本デザイン
- 頭:
- 丸いみかんの形。オレンジ色で、てっぺんに緑の葉っぱを1~2枚あしらい、X市のみかんらしさを強調。
- 胴体:
- お腹の部分が古民家のテーブルの形。テーブルの表面に畳の模様(緑がかった色と縁のライン)を描き、和風の温かみを表現。
- テーブル上には小さなみかんが1つ置かれ、特産品をさりげなくアピール。
- 手足:
- 短めの手足で、みかんの果肉のようなオレンジ色。シンプルで親しみやすい印象に。
- 表情:
- にっこり笑顔で、癒しと優しさを演出。目や口は小さめにし、ゆるキャラらしい可愛さを保つ。
特徴と個性
- コンセプト:
- X市の民泊に住むみかんの妖精。古民家の畳のテーブルでくつろぎながら、訪れる人にみかんと癒しを届ける。
- ポーズ:
- 普段はテーブルの上で寝そべったり、みかんを手に持って差し出したりする姿。
- 畳のテーブルを背負うように立っている姿も可愛らしい。
- ストーリー:
- 「X市の自然の中で育ったみかんの精霊が、民泊の古民家に住み着き、畳の上でお客さんを迎えるのが大好き。みかんを手に持つと、ほっこりした気持ちにしてくれるよ。」
デザインのポイント
- みかんと畳のバランス:
- 頭のみかんで特産品を強調しつつ、お腹の畳テーブルで民泊のゆったり感を際立たせる。「みかん坊や」との差別化として、みかん単体ではなく畳との融合が鍵。
- 古民家の雰囲気:
- テーブルのデザインに木目や古風な風合いを少し加え、X市の民泊らしいレトロ感をプラス。
- 親しみやすさ:
- 丸みを帯びたフォルムと優しい色使い(オレンジ、緑、ベージュ)で、子供から大人まで愛される見た目に。
名前の魅力: 「たたみかんちゃん」
- 語感:
- 「たたみ」と「みかん」を組み合わせたユーモラスで覚えやすい名前。語呂が良く、口に出して呼びたくなる響き。
- 地域性:
- X市の特徴(畳のある民泊とみかん)をそのまま反映し、地元愛を育む名前に。
- 展開のしやすさ:
- 「たたみかんちゃん」と呼びかけるだけでキャラのイメージが伝わり、グッズやPRに使いやすい。
発展アイデア
- アクセサリーや小道具:
- 手に持つみかんのほか、時々お茶碗や湯呑みを持たせて、民泊でのおもてなし感を強化。
- 頭にみかんの花を飾ると、自然豊かなX市の雰囲気もプラス。
- 季節ごとの変化:
- 冬は畳テーブルにこたつ風のカバーをかけて、みかんをたくさん並べた「冬のたたみかんちゃん」。
- 春はみかんの花が満開のデザインで、華やかさを演出。
- 動きや表情:
- 畳テーブルに座ってウインクする姿や、みかんを差し出す優しい仕草で、観光客にアピール。
PRへの活用
- キャッチフレーズ:
- 「たたみかんちゃんと、X市でほっこりタイム!」
- グッズ展開:
- 畳テーブル型のキーホルダー、みかんとセットのマスコット、ステッカーなど。
- イベント:
- 民泊体験ツアーで「たたみかんちゃん」と記念撮影、みかん収穫イベントでの登場。
結論
「たたみかんちゃん」は、頭がみかんでお腹に畳のテーブルがあるデザインで、
X市の特産品(みかん)と民泊のゆったり感を見事に融合させた
キャラクターです。
畳モチーフの珍しさで独自性を出しつつ、シンプルで愛らしい見た目が
地域の魅力を引き立てます。
この案で進めたい場合、次は具体的なイラスト案やカラーリングを
詰めるステップに進むのも良いですね。
どう思われますか?
追加の調整や意見があればぜひ教えてください!
筆者のポイント
「たたみかんちゃん」という名前をユーモアがあると褒めてくれました。
今回、指示してないのですがデザイン、コンセプト、ストーリーの
案を出してくれました。
自身のアイデアを深堀りしてくれるのは嬉しいです。
具体性を詰めるのに便利です。
総評 ☆3
Think機能の実力
回答にかかる時間は、15~20秒程でした。
回答の質を考えると、特に不便は感じません。
ただ、「問題解決等に特化し、情報処理や推論、解決策の回答」については
通常の機能で行った場合と差異は、そこまで感じませんでした。
より優れている点は、調べるより考えるフェーズも加味されている印象です。
アイデアを増やすという点は、「Think機能」が優秀だと思います。
調べるのにスピーディーな「通常機能」、より情報が欲しい時に「Think機能」のような使い分けができると思います。
難点だと感じた点
プラス要素として、感じたのはより多くの情報をくれるといった点です。
実際のアイデア自体が革新的で優れているという訳ではなさそうです。
対話という観点では、通常機能の方が活用しやすいです。
通常機能は、情報を集めながら話すというイメージです。
「Think機能」は、長文で情報から推察、アイデアまでの答えを出すイメージになります。
民泊というキーワードを前提に出していましたが、
「みかん」というキーワード(果物)の要素のあるご当地キャラが主流のため
そちらをメインにするような回答はしなかったと考えられます。
実際に宿などをモチーフにしたキャラがいないというデータから学習自体が
少なかったのかもしれません。
頭が良くても新たなアイデアも一発で出せるといったことはないようです。
プランニングをする際に主流となっている第一案を出せる、
それに肉付けした情報を出せるといった印象です。
主流から方向転換するような人の力が無ければ、
新しいものを生み出すことは難しいと感じました。