【まとめ】クリエイティブ分野のAI使用の所感

楽はできる、楽しいは難しい

クリエイティブ分野のAI活用の所感

広告、WEBデザイン、ライティングと活用を検証してきました。

それらに対して所感をまとめました。

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ープランニング→データ収集から構成まで非常に役に立つ

・データ収集

AI(chat-gpt)の回答をリソースのリンクなどを複数教えてくれます。

Googleなどの検索ツールでサイトを行き来するより、スピーディーです。

・構成

アイデアについては、大多数の成功例を提案する場合が多いです。

話の転換を人が行わないと、新しいアイデアを作ることは難しい印象です。

・ペルソナ

かなり具体的な人物の仮定を作れます。

SNSの使用媒体、またフォローしているアカウント例も提案してくれました。

そのままの使用は、吟味する必要はあると思いますが詳細を詰めるキッカケになると考えられます。

・キャッチコピー

コピーは、点数を付けるものではないですが「少しつまらない」印象でした。

実際に検証したコピーは、京都に旅行を促すことをテーマにしました。

「情報と感情」が肝になるコピーが重要だと考えられます。

AI(chat-gpt)が書いたコピーは、「情報」を大切にしているようでした。

固い印象です。オノマトペが使われなかったり、音感が楽しそうでは無いなど。

情報を与えれば再度提案してくれますが、楽しい印象のコピーにはなりませんでした。

・プレゼン台本

これは、役に立つと思いました。

それぞれの語句自体に気になることはあるものの、構成はしっかりしています。

参考として効率化を図る→人が修正を行うといった使い方ができると思います。

WEBデザイン

ー画像生成・サイト制作AIはイメージするものを作るのは難しい

・画像生成

もちろん使用するAIによると思いますが、クオリティの問題だけでなく

プロンプトを修正してもイメージの画像が生成されないという結果でした。

・サイト制作AI

これは、初めてサイトを作る等の方にオススメです。

まず、数十秒で見た目の優れたサイトを生成することができます。

従来もテンプレートからサイトを作ることができるツールはありました。

サイト制作AIでは、自身の決めた単語からサイトのデザインが生成されるため

よりイメージに近づくと思います。

ただ、中級者以上の方には使いづらいかもしれません。

それぞれの要素の追加、編集はできますが

ある程度テンプレートに沿っています。

そのためカスタマイズが難しい、できないといったことが起こり得ます。

ライティング

ー情報記事はいいが、感情記事は難しい

・情報記事

いわゆるAIっぽい記事ではなくなってきています。

「◯◯を△△字で書いてください」だけですぐ生成されます。

ただ、これをそのまま使うのは危険です。

プロンプトを長くするというよりは、構成を話し合う、データをもらう、

書いてもらう、自身を書いてその修正意見をもらう

といった工程を踏む使い方が適切です。

・感情を含む記事

これは、かなり苦手だと思います。

「猫のかわいさ」について文章を書いてもらいました。

まず、猫がかわいいことを羅列されてしまいました。

また「感情」についての語句が固い印象でした。

そのためなかなかかわいさが伝わってきません。

もちろん実際に飼ったことのないAIは具体的にここがかわいいという

文も薄いです。

修正を試みましたが、上手くはいきませんでした。

総評

それぞれの分野でも発展途中という印象。

そして、人の手が必要ということが現状です。

クリエイティブ分野は、人の感情に関わる分野です。

「デザインがキレイ」「この文章は面白い」「これは共感できる」

ここがまだ難しい。

それを実現するために対話をすることが今後も必要になってくるのではないでしょうか?

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