ai(chatgpt)でコピーライティングを作成する〈バナー広告〉
今回は、旅行代理店を仮定にしてキャッチコピーを作っていきます。
キャッチコピーは、AIの苦手(創造性)にも当たるのか
- どれだけ刺さるコピーを作ることができるのか?
- また、人間のコピーに対する評価ができるのか?
- バナーを目的としてポスターとの差異は、あるのか?
に焦点を当てていきます。
ポスターや前提条件などについては、こちらの記事をご覧ください。
ai(chatgpt)でコピーライティングを作成する〈店舗ポスター〉
aiとの対話でキャッチコピーを練っていけるのでしょうか? 今回は、旅行代理店を仮定にしてキャッチコピーを作っていきます。 キャッチコピーは、AIの苦手(創造性)にも当たるのか に焦点を当てていきます。 コピーライティング […]
コピーライティング作成の検証の流れ
始めのプロンプト〈前提条件と情報取集〉

私たちは、旅行代理店です。
京都旅行への来訪を目的としたインスタグラムのバナーを作ります。

京都旅行のインスタグラムバナーを作成するためのアイデアをいくつか提案します。
以下の要素を考慮してデザインを進めると良いでしょう。
□ビジュアル要素
・美しい風景
京都の名所(清水寺、金閣寺、嵐山など)の美しい写真を使用します。
・季節感
桜や紅葉など、季節に応じた風景を取り入れると、より魅力的になります。
□テキスト
・キャッチフレーズ
「京都の魅力を発見しよう!」や
「心を癒す京都の旅」など、旅行の楽しさを伝えるフレーズを考えます。
・旅行プランの紹介
特別なツアーやパッケージの情報を簡潔に記載します。
□カラースキーム
・和の色合い
伝統的な和色(例えば、紅色、藍色、抹茶色など)
を使用して、京都の雰囲気を表現します。
□CTA(コール・トゥ・アクション)
・行動を促す文言
「今すぐ予約!」や「詳細はこちら!」など、
ユーザーに行動を促す文言を入れます。
□レイアウト
・バランスの取れた配置
画像とテキストのバランスを考え、視覚的に魅力的なレイアウトを作成します。
これらの要素を組み合わせて、京都旅行の魅力を伝えるインスタグラムバナーを作成してみてください。具体的なデザインや内容についてさらにアドバイスが必要であれば、お知らせください。
筆者のポイント
まずは、AIはアイデアを提案してくれました。
今回、CTA(コール・トゥ・アクション)というキーワードが出てきたので深堀りしていきます。
深堀りするプロンプト〈ポスター広告とバナー広告の違い〉

CTAと考えるとすると、ポスター広告と広告の目的や訴求ポイントも変わってきますか?300字以内でまとめてください。

はい、CTA(コール・トゥ・アクション)を考慮すると、ポスター広告とインスタグラム広告では目的や訴求ポイントが異なります。
ポスター広告は、主に視覚的なインパクトを重視し、長時間の視認性を持つため、ブランド認知や印象を強化することが目的です。訴求ポイントは、旅行先の魅力や特別なイベント、キャンペーン情報などを強調し、興味を引くことに重点を置きます。
一方、インスタグラム広告は、即時の行動を促すことが重要です。
CTAを明確にし、「今すぐ予約」や「詳細をチェック」といった具体的な行動を促す文言を使用します。視覚的な要素とともに、ターゲット層に合わせたメッセージを短く、インパクトのある形で伝えることが求められます。
このように、広告の形式によって目的や訴求ポイントが変わるため、それぞれに適したアプローチを考えることが重要です。
筆者のポイント
インスタグラム広告は、即時の行動を伝える文言が適していることの情報が得られたのは良いですね。
これでポスター広告との違いをコンセプトに含められそうです。
根拠を探すプロンプト〈データ収集〉

京都を訪れる年齢層と訪れた回数を組み合わせたデータは、ありますか?


今回もインスタグラムのバナーということでSNSを通すことになります。若年層は、旅行の情報をインスタグラムで集めていますか?

情報を踏まえてコピー作成
aiのコピー

ターゲットを若年層としてキャッチコピーを作りたいと思います。いくつかの訴求ポイントに分けてコピーを作ってください

1.歴史を感じる旅
- 「京都の歴史を感じる旅へ、今すぐ計画を立てよう!お気に入りのスポットを見つけて!」
- 「四季折々の美しい景色を楽しもう!詳細をチェックして、予約しよう!」
2.友達と思い出づくり
- 「友達と一緒に京都の魅力を発見しよう!今すぐプランを立てて、思い出を作ろう!」
- 「インスタ映えするスポットを巡って、素敵な写真をシェアしよう!」
3.自己表現
- 「あなたの京都の旅をSNSで発信しよう!今すぐ旅の計画を始めて!」
- 「美しい景色を撮影して、あなたのストーリーを投稿しよう!」
4.トレンドを追う
- 「今、行くべき京都のスポットを見逃すな!詳細を見て、友達に教えよう!」
- 「新しい発見が待っている京都へ、今すぐ出かけよう!」 4
これらのキャッチコピーは、京都旅行の魅力を引き出しつつ、具体的な行動を促す内容になっています。
筆者のポイント
全体的にAIのキャッチコピーは、少し硬い言い回しが多いでしょうか?
おそらくオノマトペなどは使わないのかもしれません。
CTR目線では、予約やSNS発信という言葉が行動を促す単語になっています。
実際には、SNS発信しようという単語は、つまらなく感じそうです。
それぞれの京都を示すフレーズはスポットに留まっています。
おそらく対話の中で「京都」という言葉しか使わなかったためだと思います。
例えば人気の神社仏閣についてのデータを調べていれば、それを加味していたかもしれません。
評価をもらうプロンプト

下記のコピーを軸を分けて考えました。
評価をお願いします。悪い点もください。
□京都のトレンド今すぐチェック
□撮る京都の丸ごとプラン
□ガツガツ周る京都!
□春の京都のとっておき
□今だけ!京都の春旅

提案されたコピーについて評価を行います。それぞれのコピーの良い点と改善点を挙げます。
1. 京都のトレンド今すぐチェック
- 良い点: 「今すぐ」というフレーズが緊急性を持たせ、行動を促す効果があります。また、「トレンド」という言葉が現代的で、若い世代にもアピールしやすいです。
- 改善点: 具体的にどのようなトレンドをチェックするのかが不明確です。例えば、「最新の観光スポット」や「人気のグルメ」など、具体的な内容を示すとさらに魅力的になります。
2. 撮る京都の丸ごとプラン
- 良い点: 「撮る」という言葉が、写真を撮る楽しさを強調しており、SNS世代に響く内容です。「丸ごとプラン」という表現も、包括的な旅行プランを示唆しています。
- 改善点: 「丸ごとプラン」が少し抽象的で、具体的に何が含まれているのかがわかりにくいです。具体的なアクティビティやスポットを示すと、より魅力的になります。
3. ガツガツ周る京都!
- 良い点: 「ガツガツ」という言葉がエネルギッシュで、アクティブな旅行者にアピールします。忙しいスケジュールを楽しむ人に向けたメッセージです。
- 改善点: 「ガツガツ」という表現が少しカジュアルすぎるかもしれません。ターゲット層によっては、もう少し洗練された表現が好まれる場合もあります。
4. 春の京都のとっておき
- 良い点: 「春の京都」という季節感があり、特別感を演出しています。「とっておき」という表現が、特別な体験を期待させます。
- 改善点: 具体的に何が「とっておき」なのかが不明確です。特定のイベントやスポットを示すと、より具体的なイメージを持たせることができます。
5. 今だけ!京都の春旅
- 良い点: 「今だけ!」というフレーズが緊急性を持たせ、旅行を促す効果があります。春旅という季節感も良いです。
- 改善点: 「今だけ」の具体的な理由(例えば、特別なイベントやキャンペーンなど)を示すと、さらに魅力的になります。
全体的に、各コピーはそれぞれの魅力を持っていますが、具体性を持たせることで、より効果的なメッセージになるでしょう。
筆者のポイント
私もCTRを意識して作ってみました。
良い点と改善点について、明確に答えてくれました。
ミーティングのイメージで1人に評価されるにあたってもレベルは高いのではないでしょうか?
・良かった点について
「今すぐ」「撮る」といった行動を促すフレーズが評価されました。
また、「ガツガツ」といったフレーズもエネルギッシュだと褒めてもらえました。
「何がいいのか」を説明するのは、自身では難しいことです。
それらは、クライアントに提示する際ににも活用できるのではないでしょうか。
・改善点について
全体的に「不明確」という指摘を受けました。
スポットやプランに対して仮定として含まなかった部分ですが、的確な回答だと思います。
まとめ ☆4
パートナーとして
実際に作ってもらったコピーは、少し硬い印象を受けました。
そのまま使うというのは難しく感じました。
情報収集や評価をもらうという点については、素晴らしいです。
個人ではできないことです。
また、生成スピードも10秒程、時間の無駄にはなりません。
難しいと感じた点
対話には、誘導も必要に感じます。
どうしても一問一答になりがちになってしまいました。
そのためAI側から話を膨らませてくれるといったことは、ほぼありません。
「京都旅行」のみとしていましたが、スポットを細かくする
また、プランの詳細を決めておくといった必要がありました。
このコンセプトを練る段階では、より多くの対話が求められると感じました。
AIの力、コピーはどう感じましたか?
パートナーとして検討できるでしょうか?